相田みつを  「雨の日には・・」 より引用    -その1-




いいですか

いくらのろくても

かまいませんよ

たいせつなことはね

いつでも前を

むいて自分の

足で自分の

道を歩く

ことですよ






人間 追いつめられて

はじめて本音を吐く

その時 どんな本音を

吐くか それが大事






わたしは 一生迷える

凡夫のままでいい

うそかけひきのない

自分自身の

いのちを

完全燃焼して

ゆけば

それでいい










 

感情の

高ぶるままに

叱りしが

あの子も

こころきず

つきたらむ








欠点

まるがかえで

信ずる










 いのち

アノネ

にんげんはねぇ

自分の意志で

この世に生まれて

きたわけじゃねんだな

だからね

自分の意志で

勝手に死んでは

いけねんだよ






仏さまになったお母さんは

ケイちゃん
あなたの亡くなったお母さんなぁ
どこへ行ったと思う・・

お寺の山の墓の中・・・
ううん、おじさんは、そうはおもわないな

ケイちゃん
あなたの亡くなったお母さんはな
どこへも行きはせん
ケイちゃんの胸の中にいるんだよ
いつでも どこでも
ケイちゃんといっしょにいるんだよ

だからな
ケイちゃんが泣けば

お母さんも泣く
ケイちゃんが笑えば
お母さんも笑う
ケイちゃんがごはんをたべれば
お母さんもたべる

なぜ 、そんなことが言えるって・・・
おじさんもなぁ
若い時に、次々に肉親を失って
長い年月、仏さまといっしょに
歩いてきたんだもの・・・

ひと には見えない
仏さまが、おじさんにだけは
ちゃんとわかるんさ

だからなぁ
ケイちゃんのお母さんだって

いつでもケイちゃんと
いっしょにいるんだよ
それが仏さまになったお母さんさ

そこでなぁ、ケイちゃん
いつもめそめそ泣いているお母さんと
明るく笑っているお母さんと
あなたはどっちがいい・・・







ある日自分へ


おまえさんな
いま一体何が
一番欲しい

あれもこれもじゃ
だめだよ

 いのちがけで
 ほしいものを
 ただ一つに
 的をしぼって

 言ってみな


にんげんだもの1  にんげんだもの2  雨の日には1  雨の日には2

一生感動・一生青春  しあわせはいつも  じぶんの花を  生きていてよかった

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