ブックガイド 心理療法

何をどう読むか

1 <創造の病い>体験とその普遍性ということ

          『無意識の発見』 H・エレンベルガー(上・下、弘文堂、1980年)

2 人間の全存在へのまなざし

          『哲学の現在』 中村雄二郎(岩波新書、1977年)
          『意識と本質』 井筒俊彦(岩波書店、1983年)

3 両義性への視座--イニシエーションとトリックスター

          『儀礼の過程』 V・W・ターナー(思索社、1976年)
          『アフリカの神話的世界』 山口昌男(岩波新書、1971年)

4 元型的イメージの宝庫

          『ギリシャ神話』 呉茂一(上・下、新潮文庫、1979年)
          『古事記』 武田祐吉訳注(角川文庫、1977年)

5 日本社会の構造と自我のかたち

          『タテ社会の人間関係』 中根千枝(講談社現代新書、1967年)
          『「甘え」の構造』 土居健郎(弘文堂、1971年)

6 夢の複雑さ・豊かさ

          『夢の意味』 C・A・マイヤー(創元社、1989年)
          『夢分析の実際』 鑪 幹八郎(創元社、1979年)

7 療法を裏打ちする厳しい治療観

          『精神療法面接のコツ』 神田橋條治(岩崎学術出版社、1990年)
          『精神科治療の覚書』 中井久夫(日本評論社、1982年)

8 「子どもの目」で現実を見透す

          『思い出のマーニー』 J・ロビンソン(上・下、岩波書店、1980年)
          『ヒルベルという子がいた』 P・ヘルトリング(偕成社、1978年)

9 子どもの心理療法の深さと広さ

          『子どもの心身症』 石川憲彦・小倉清・河合洋・斉藤慶子(岩崎学術出版社、1987年)
          『少年期の心』 山中康裕(中公新書、1978年)

10 こころと分けられないものとしての「からだ」

          『ことばが劈(つんざ・さ)かれるとき』 竹内敏晴(思想の科学社、1975年)
          『<身(み)>の構造』 市川浩(青土社、1984年、講談社学術文庫、1993年)

11 心理療法における理論の効用と限界

          『人格の成熟』 A・ストー(同時代ライブラリー92、岩波書店、1992年)
          『心理療法の光と影』 A・グッゲンビュール・クレイグ(創元社、1981年)

12 言語表現による人間「解釈」のありよう

          『禅仏教』 上田閑照(筑摩書房、1973年、同時代ライブラリー142、岩波書店、1993年)
          『小説の方法』 大江健三郎(岩波書店、1978年)

13 小説の中の「自己実現」の位相

          『道草』 夏目漱石(岩波文庫、1942年)
          『人生の親戚』 大江健三郎(新潮社、1989年)

14 そもそも科学とは何かを考える

          『近代科学を超えて』 村上陽一郎(日本経済新聞社、1974年、講談社学術文庫、1986年)
          『科学・解釈学・実践T』 R・J・バーンスタイン(岩波書店、1990年)

15 芸術家の修行に学ぶ

          『フルートと私 対談植村泰一』 吉田雅夫(シンフォニア、1980年)
          『俳優修行』 K・S・スタニスラフスキィ(1・2未来社、1975年)

16 人間理解の新しいパラダイム

          『臨床の知とは何か』 中村雄二郎(岩波書店、1992年)















































































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