心は無限に育つ 庭野日敬 (1966年、昭和41年) 人体を構成している物質を、鉄、リン、カルシュウムというように分解していくと、その物質は時価にしてわずか千円程度のものにすぎないといいます。しかし、人間の値段が千円ぐらいのものと思っている人はいないでしょう。では、人間の価値はどこにあるのでしょうか。 人間の社会で教育が重要視されるのは人間が無限に向上する可能性を秘めているからで、人間の心は育て方で限りなく高まっていきます。これが人間の真価です。人間がただの物質にすぎないならば教育など必要ないものになってしまいます。 |
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