一粒の(むぎ)死して    庭野日敬  (1965年、昭和40年)

 「一粒の麦、地に落ちて死なずばただ一つにてあらん。もし死なば多くの実を結ぶべし」という『聖書』の有名な言葉があります。

一粒の麦は土に落ちて命を失っても、やがてそこから多くの芽が吹き実を結びます。それと同様に、私たちも自分を捨てて人さまのために一心不乱に働いていると、それが多くの実りをもたらしてくれるのです。

自分を捨てるとは、自己中心の考え方を離れて、仏さまが示されたとおり、人の幸せのために献身を惜しまないことです。

自分ばかりを大事にし、自分だけを守ろうと必死になっていると逆に自分がしぼんでしまうのです。
人生の応援歌

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