法 話
あの人より私のほうが財産があるから幸せだとか、この人より・・・ |
法 話
だれしも、自分の思いどおりにならない人といっしょにいるというのは・・・ |
法 話
数かぎりない存在との関係によって、自分がいまこうして生きて・・・ |
あるのは今だけ
若いうちは、過去のことをくよくよ思いわずらったり、「こんなことをしていて・・・ |
良薬を服す
親鸞上人は八十歳を過ぎた晩年になって、心ならずも・・・ |
引き潮で自分を知る
会社の繁栄も国の繁栄も、上りがあれば下りもあります。 |
法 話
人間の深層の心理に着目したのは、オーストリアの心理学者・精神医学者である・・・ |
法 話
日ごろ私たちは、見たり触れたりすることによって、さまざまなことを・・・ |
法 話
入門したばかりの僧が仏道修行の究極のところを知りたいと、名高い趙州禅師(じょうしゅうぜんじ)のもとを・・・ |
目の前の仏を拝む
お釈迦さまは法華経で、すべての人に成仏の保証を与えられています。 |
仏さまに対面する人
お釈迦さまは、遠い土地からはるばる旅をして師を拝しにきたお弟子さんや・・・ |
苦が救いの神
自分がご法で救われたときのことを思い出してみてください。・・・ |
すべてを抱える器
大勢の力を集めて事業をやろうとすると、さまざまな誤解や中傷は避けられません。 |
二つの礼拝行
法華経には、石を投げつけられようが、杖でたたかれようが、一心に相手を・・・ |
人間関係の大もと
自分を産み育ててくれた親の恩に比べられるものは、ほかにありません。それを・・・ |
長所探しの名人
幕末に活躍した吉田松陰が開いた松下村塾は・・・ |
周囲に振り回されない
人間として大きく成長できるかどうかの決め手は、心の柔らかさにあると・・・ |
邪見を離れれば正見
仏教は、あらゆる苦を滅することができる教え、すなわち苦滅の道です。 |
法と一体になる
仏さまはいつも私たちのすぐ近くにおられて法を説き続けてくださって・・・ |
リーダーの資格
指導的な立場の人が具えなければならないものとして、先見性とか・・・ |
法 話
人さまへの 慈悲行を口で説くのは簡単ですが、いざ、それを・・・ |
百パーセントの正直
「月と日のかしこみなくばよりよりの人見の関は越えられべけれ」という歌が・・・ |
ピンチのときこそ大道を
「行くに径に由らず」という言葉があります。どんなときも大道を・・・ |
生かされている恩返し
仏教の教えの基本が、すべての存在は他との関係(縁)なしには・・・ |
協力者を得る法
商売でも、どうしたら売れるようになるかではなく、買ってくださる・・・ |
「まず人さま」の心の豊かさ
佼成会では「まず人さま」と言います。なんでもない簡単なことのようですが・・・ |
最善を尽くす祈り
「自分の願いをかなえるには、どのような祈り方をしたらよいのでしょうか」・・ |
力を与えてくれる人
布施というと、お金や物を考えますが、人に喜びを与え、怖れを取り除いて・・・ |
ほんとうの可愛げ
「女性は可愛げがいちばん」などと言うと、女性から逆ねじを食わされそうですが、・・・ |
智者と愚者
イヌはうそをつきませんし、機械は正確に動きます。それに比べて、人間は・・・ |
目的を持って生きる
みなさま、明けましておめでとうございます。東大名誉教授の笠原一男先生・・ |
本音で話す人
瀬戸内寂聴さんとは、以前に対談をさせてもらって、仏教を分かりやすく・・・ |
人生ドラマのヒーロー
テレビドラマなどを見ていると、次々に事件が起こり、主人公がそれに取り組んで・・・ |
いつも初めて聞く気持
「同じことを聞いても、いつも初めて聞く気持ちで聞くのが信仰というものだ」と蓮如上人・・・ |
愛情が栄養剤
草花や植木にあまり関心のない人に、「昼間は植木鉢を外に出して十分に日を当てて・・ |
困難の向こうに
私が母を亡くしたのは、十七歳のときでした。田植えの真っ最中で春蚕(はるご)が・・・ |
親に欠落しているもの
ある方が、こんな話をしてくださいました。「子供のころのわが家は貧しくて、・・・ |
自己中心の克服
自分では正義だと思ってやっていても、全体から見ると、みんなに迷惑をかけて・・・ |
法 話
私たちが生きているあいだは肉体をたもつために栄養をとらなければなりません・・・ |
法 話
よく大乗経典だ小乗経典だと分けて、小乗は大乗に劣るのだというようなことを・・・ |
法 話
仏教学があって仏教が生まれてきたのではなく、まず人を救うための教えが・・・ |
不要なものはない
ノーベル文学賞作家のパール・バック女史は、知的障害をもつ娘さんがおられ・・・ |
行じている人の言葉
言葉は重宝なもので、舌先三寸、どんな立派なことも言えます。しかし、いくら・・・ |
無条件の布施
中国の南北朝時代の梁(りょう)の始祖・武帝(ぶてい)は、多くの寺院を建てるなどの・・・ |
大切な連れ合い
家庭がうまくいっていないご主人が、法座で「奥さんにありがとうと言えるように・・・ |
仏さまの願いに合わせる
一生懸命に信仰しているのに、どうしてこんな苦しい目に遭わなくては・・・ |
希望を持たせてくれる人
作家の遠藤周作さんは人生を楽しむ名人で、碁石を一度も持ったことのない人・・・ |
不幸な人
「人間なんて当てになるもんじゃない」とか、「いくら教育したって、しょせん、・・・ |
仏さまの学校
学校の教室では、先生の質問にすらすらと答える生徒が優等生で、繰り返し先生が・・・ |
形から変える
新年を迎えると、だれしも「今年こそ心機一転して」と、一念発起します。・・・ |
自分も大事、人も大事
信者さんに心から慕われている支部長さんがおられて、その秘訣ををお尋ねすると・・・ |
一ヶ月だけの入会
お釈迦さまの降誕会に、横手教会の教会長さんが、たいへんおもしろい説法を・・・ |
他を選り好みしない
自分と考えが違い、自分と合わない相手に対して無理に辛抱しているというのでは、・・・ |
仏さまのはたらき
「仏さまは果たして存在するのか」などと、理屈だけで議論してみても、仏さまの存在は・・・ |
自分を拝む
わが子の非行や登校拒否で困り果てているお母さんに、私はなによりもまず、・・・ |
相手が変わる保証
「自分が変われば相手が変わる」という言葉の意味が分らない人はいないでしょう・・・ |
自分を知れ
私たちはいま、地球上の出来事はもちろんのこと、他の天体のことまでわかる・・・ |
まず人さま
佼成会を創立したばかりのころは、私はまだ牛乳店をやっていたのですが、朝から晩まで・・・ |
深く因果(いんが)を信じ
人間にはだれしも欲があり、自分勝手を通したいエゴイズムがあります。ですから・・・ |
人を引き寄せる魅力
華やかに着飾っても、ただケバケバしいとしか見えない人と、質素な身なりでも、・・・ |
知らない自分を知る姿勢
人間、死ぬまでが修行であり、常に学び続ける心構えが大切です。・・・ |
苦しむことの意味
「やろうかやるまいかと迷ったときは、やることに決めています」という人が・・・ |
人の心を察するゆとり
一を聞いて十を知るという切れ者は、ときとして組織を危うくするといわれます。・・・ |
不平が自分を苦しめる
「口はわざわいの門(かど)」といいます。うっかり口にした言葉が、災難の元に・・ |
行学二道
今の社会には、知識の豊富さでは驚嘆するような人がいくらでもいます。ところが・・・ |
仏さまのお手本どおりに
「南無阿弥陀仏」と唱えるその南無という言葉は、「ついて行きます」という・・・・ |
みんなを主役に
「使い走り役から縁の下の仕事まで全部こっちがやって大かた事が成ったところに・・・ |
平和をつくる者
『聖書』に「平和を実現する人々は幸(さいわ)いである」という・・ |
終わりに残るもの
内科学の権威である日野原重明(しげあき)先生に・・・ |
法 話
あの人より私のほうが財産があるから幸せだとか、この人より私のほうが・・・ |
下がると拝める
相手のことがどうにも我慢がならんということが、だれにもあるものです。・・・ |
鬼を仏に変える
税所敦子(さいしょあつこ)さんという明治の女流歌人がいました。 才知と詩才を・・・ |
泥棒を導いた神父さん
尻枝正行(しりえだまさゆき)神父は、バチカンの教皇さまのお近くで大事な・・・ |
縁起を見る目
ものごとのほんの表面だけを見て、自分勝手に決めつけてしまっていることが、・・・ |
おはからいのままに
いつも申し上げるように、信仰する人のいちばんの幸せは、仏さまがすべて・・・ |
一日の重さ
映画評論家の淀川長治(よどがわながはる)さんは、毎朝、目を覚ますと・・・ |
縁こそ大事
縁起えんぎの法則は仏教の根幹をなす法門で、すべてのものは縁によって存在し・・ |
一粒の麦死して
「一粒の麦、地に落ちて死なずばただ一つにてあらん。もし死なば多くの実を・・ |
大恩を知る
この人生でなによりも大事なのは、自分自身を知ることです。その本当の自分に・・・ |
人生にむだはない
私たちが人生で体験することには一つのむだもありません。お釈迦さまが・・ |
親のうしろ姿の教化
私の家には孫が四人、一緒にくらしております。まだ小学校や幼稚園に通っている・・ |
責任転嫁は自分に返る
お釈迦さまが世を去られてから、ほぼ百年後の紀元前三世紀ごろのインドで・・・ |
心は無限に育つ
人体を構成している物質を、鉄、リン、カルシュウムというように分解していくと、・・ |
ばかになりきる
ふつう、宗教は人から尊敬される人になることを教えるもの、と考えられて・・・ |
与えると与えられる
私は各界の著名人に会う機会が多いのですが、そうした方々に共通している・・・ |
不完全だからこそ
「人間なんて欠点だらけ。人格を完成して仏になるなどというのはおこがましい」と・・・ |
それぞれの御役
キリスト教では、「神はこの世にむだなもの、不必要なもの、悪なるものは・・・ |
仏道修行に欠かせぬ提婆達多
お釈迦さまは自分の命を狙ねらった提婆達多を「私に悟りを開かせてくれた・・・ |
足りなさを知る賢者
「たとえ愚かな者であっても、自分は愚かであると知っている者は賢者である。・・・ |
明日は分からないから
私たちは、自分が不幸になるようなことは、なんとしても避けたいと考えます。・・・ |
人間性の開発
仏性ぶっしょうの開顕かいけんは人生の大眼目です。浄土は西方さいほうの彼方に・・・ |
自分が仏になる供養
彼岸会(ひがんえ)の「彼岸」というのは、向こう側の岸という意味なのですね・・・ |
大安心の源
仏道を行ずる最高の功徳は、毎日のひと時ひと時を、歓喜を持って生きられる・・・ |
いまなすべきことを
現在がなければ過去はなく、現在なくして未来もありません。この現在に全力を注いで・・ |
無常の楽しさ
諸行無常しょぎょうむじょうというと、この世のすべてははかない・・ |
正月は己を正す月
みなさま、明けましておめでとうございます。人は生きているかぎり・・・ |
神の信頼
人間の歴史を振り返ると、そのほとんどが戦争の時代になってしまうといいます。・・・ |
作家( さっけ )
禅宗の高僧の方が書かれた本に、「作家」という言葉が出てきました・・・ |
はたを楽にする
一休(いっきゅう)禅師は「私は耕さずして、ご飯を頂いている。織(おらずして・・・ |
朝のこない夜はない
「朝のこない夜はない」と言います。人生は闇やみだなどと思い込まず・・・ |
宗教は人間のためのもの
キリスト教ではさまざまな奇跡が語られますが、それが信じられないと・・・ |
出会いが善縁にも悪縁にも
仏教の教えのかなめは縁起えんぎです。縁起とは他との関係が縁えんになって、・・・ |
救いの手を拒む
イエス・キリストは十字架にかけられたとき、「神よ、神よ、どうして私をお見捨てに・・・ |
内に隠れた力
初めは千メートル走っても苦しかったのが、練習を重ねると二千メートル、三千・・・ |
なすべきことを
人はだれしも、心の中に「善よいことをしたい」という気持ちを・・・ |
君子は己に求む
『論語』に、「君子くんしは諸これを己おのれに求む。小人しょうじんは諸これを人に求む」・・ |
せちがらい世にも
このせちがらい世の中で、人のことなどかまってはいられない、自分の得になる・・・ |
わが子を拝む心
授かった子どもが男の子だから女の子だからといって、不平不満を言うような・・ |
残された時間
天竜寺管長の関牧翁せきぼくおう師は、八十歳になられて・・・ |
悲鳴を聞き分ける
「お母さんなんか死んでしまえばいいんだ」とわが子に言われたら、親は動転して・・・ |
次郎長親分の心意気
ある会社の社長さんが、こんな愚痴をこぼされていました。「朝礼で、遅刻をしない、・・ |
一期一会
この世のことは、あっというまに移り変わっていくものだと頭ではわかっていても、・・ |
子どもの安心
子どもにとっていちばん大事なのは、外から帰ってホッとできるぬくもりの・・・ |
ほほえみも菩薩行
朝起きて、夫婦で「おはよう」と挨拶し合う人は、10パーセントしかいないと・・・ |
一つに徹する
のどの渇(かわ)きを癒いやすのには、一杯の水があれば十分です。なにも貯水池・・・ |
空老に陥るな
菩薩ぼさつというと、私たちなど及びもつかぬ人格をそなえた人のように思うのですが・・ |
「する」と「なる」
句作の要諦ようていは、「する」ではなく「なる」にあるといわれます。・・・ |
人の真価を輝かす戒
戒律の戒を面倒なもの、人を縛るものと考えているかぎり戒の真価はわかりません。・・・ |
最高の功徳
蓮(はす)の花が開くと、その花の中にすでに実が生じています。・・・ |
戒律が身を守る
仏教の教えでどうして人が幸せになれるのかというと、その基本は、仏さまの戒いましめを・・・ |
慈眼を具える
お釈迦様がご在世当時のインドに、コーサラ国という大国がありました。・・・ |
懐の深さ
人間を練るのにいちばんいいのは、自分に反発する人、こっちの言うことを・・・ |
無言の声を聞く
山に生えている木を見ても、まっすぐに伸びたり幹をくねらせたりして、さまざまなことを・・・ |
人づくりの要
国の経営も、企業の経営も、どんどん厳しさが加わってきて、そのためか、・・・ |
間違いを正す素直さ
若い人の心の内をよく聞いてみると、「素直になりたいけどなれない」と悩んで・・・ |
一人しかいない自分
お釈迦様は、お生まれになると七歩あゆまれ「天上天下唯我独尊」と・・・ |
まわりを味方にする
まわりと仲良くすることが仏道の極意、と言ってもいい・・・ |
最高に豊かな人生
マザー・テレサが亡くなられました。インドのカルカッタで行われた国葬では、百万人・・・ |
人を思いやる心
人間として本当に大事なものと、二次的、三次的なものとの区別がつかない人が、・・・ |
自己をならう
自分の思い通りにならないからといって、その人をじゃまもの扱いするようでは、・・・ |
第二の矢
人の苦しみの大部分は、この先どうなるか分からない、という不安感が作り出す・・・ |
鬼の心と仏の心
私達の心の中には鬼の心も仏の心もあって、うっかりしていると、すぐに鬼の心に・・・ |
マイナスがプラス
人生には、さまざまな困難があります。その困難に押しつぶされる人もいれば、・・・ |
耕された心
カルチャー教室が大はやりです。カルチャーとは教養や文化のことで、「耕す」という・・・ |
好きと嫌い
固定観念を持って決め付けた見方をしてしまうのが、ものごとを見誤るいちばんの・・・ |
国の本当の宝
日本の仏教の母山とも言える比叡山が、今年、開創千二百年を迎えて、世界の・・・ |
魅力をつくりだす
「私なんかなんの魅力もないんだから、好きになってくれる人などいるはずがないんだ」と、・・・ |
求める心
私は子どものころから、人さまが難儀をしているのを黙って見ていられない性分でした。・・・ |
数々の大果報
九つ満ち足りて、一つ不足なだけでも、その不足不満ばかりを言い立てる。自分を省みて・・・ |
相手の美点を見る眼(まなこ)
だれしも、自分がほめられることほどうれしいことはないのに、人をほめるのは、あまり・・・ |
法 話
私は若い人たちと話す機会があるたびに、「職場の第一人者になりなさい」といいます。・・・ |
最高の安心
銀行に預けたお金の利子で暮らせるようになったら、もう将来はなんの心配もない、と・・ |
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=感動したお話1=
犬養道子
「人間の大地」 |
=感動したお話2=
キング牧師
「私には夢がある」 |
|
=感動したお話3=
小田島嘉久
V・フランクル
「夜と霧」 |